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七隈線が博多駅まで延伸されました!初日の様子や新駅について
2013年から始まった七隈線の延長工事が終わり、本日ついに七隈線が博多駅までつながりました。
道路の崩落事故などの影響もあり、当初の予定より2年ほど遅れての完成となったため、心待ちにしていた方も多いと思います。また延伸されたことにより便利になった点もある反面、実は逆に不便になってしまったこともあります。
今回の記事では、延伸の様子や新駅の紹介、七隈線沿線のメリット・デメリットについてお伝えします。
延伸前の様子
まずは七隈線の延伸前の様子をご紹介します。
延伸前から七隈線各駅には開業の予告と、博多駅までの所要時間が貼りだされていました。
開業前の新駅「櫛田神社前駅」の様子。駅名や案内板が隠されています。
開業前の博多駅です。バリケードが貼ってあり、立ち入り禁止になっています。
次の項目からはいよいよ開業後の様子をご紹介します。
新駅「櫛田神社前駅」
天神南駅と博多駅の間に新駅が誕生しました。駅名は「櫛田神社前駅」、近くにはキャナルシティもあります。
駅のマークは櫛田神社の銀杏と山笠をモチーフにしたデザインです。
キャナルシティと川端商店街をつなぐ陸橋からもエレベータで地下鉄に行けるようになっています。
またエレベータはバリアフリーのため自動エレベータとなっており、ボタンを押さなくても人感センサーでエレベータを呼ぶことができます。ボタンに触れる必要がないため、感染症対策も兼ねているのかもしれません。七隈線の博多駅も同じように自動エレベータが使われていました。
駅直結の自転車置き場もあります。料金は24時間100円(2023年現在)です。
地上の駐輪場入口には自転車のマークが書かれており、出入り口がわかりやすくなっています。
櫛田神社前駅のホームは落ち着いた色合いです。
駅構内には、博多人形や博多織をはじめとした福岡の名品が展示されています。
駅構内には、本物の土壁や周辺の景色を描いたガラス絵があります。
また、山笠の法被図をモチーフとしたポスターもかけられていますので、ぜひ現地でご覧になってください。
新駅「博多駅(七隈線)」
博多駅にはもともと空港線の地下鉄ホームがありましたが、新しく七隈線のホームができました。
七隈線の博多駅は白を基調としたデザインです。櫛田神社前駅のホームは落ち着いた色合いでしたので、ホームのデザインにも違いが感じられます。
空港線のホームと七隈線のホームの距離は150メートルほどありますが、途中には動く歩道もあり体感ではとても短く感じます。
また、これまで乗り換えに使われていた「天神駅と天神南駅」の間の距離が500メートルから600メートルあるため、実際の距離だけでもかなり短縮されていることが分かります。
空港線のホームへ降りる長いエスカレーターの間が、七隈線との乗り換え通路になっていました。
七隈線のホームの最奥には、高島市長の書「福博連理」が掛けられています。
開業前にバリケードで封鎖されていた改札口通路はこのようになりました。
七隈線延伸のメリット
延伸のメリットはなんと言っても、七隈線から乗り換えなしで博多駅まで行けることです。
乗り換えがなくなったことにより、乗車時間も短縮されています。
天神南から空港線に乗り換えていた頃と比較して10分以上の短縮になります。
七隈線延伸のデメリット
七隈線が博多駅とつながったことで、乗り換え駅が博多駅になりました。
延伸前は、天神駅と天神南駅で乗り換えていましたが、今後は廃止されます。そのため、今後は天神駅-天神南駅間を乗り換え料金で乗り換えることができなくなる点に注意が必要です。
まとめ
七隈線延伸により、七隈線沿いの街がますます便利になりました。
弊社ワイズパートナーでは七隈線の全駅のお部屋探しが可能です。
各種ポータルサイトのお部屋もご紹介できますので、気になるお部屋がありましたらお気軽にご相談ください。