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空室対策になる賃貸物件のモデルルーム、実は低コストでもできるんです
モデルルームと聞くと建売住宅や分譲マンションなど不動産購入に対してのイメージが強いです。
しかし、近年では賃貸物件をモデルルーム化することで空室期間が短くなることが知られはじめ、賃貸物件をモデルルームにするケースが少しずつ増えてきています。
今回の記事は、実際に賃貸物件のモデルルーム化の経験がある弊社ワイズパートナーが賃貸物件のモデルルーム化のメリットと低コストでのモデルルームの作り方をご紹介します。
賃貸物件をモデルルーム化するメリット
・実際の暮らしがイメージできるため成約につながりやすい
賃貸物件の内覧では何もないガランとした部屋を案内されることが一般的です。
そのような何もない部屋では、内覧者も実際の暮らしがイメージできず、迷ったときは条件面での比較になりがちです。
しかし、モデルルーム化した物件では実際の生活のイメージを膨らますことができ、迷ったときには優先的に選んでもらえるようになります。
・ネット掲載で目立つため問い合わせが増える
スーモやホームズ、アットホームなどの不動産ポータルサイトでは物件写真を見ながらお部屋を選ぶことができるようになっています。
まだモデルルーム化している物件は多くないため、ほとんどの物件は空っぽのお部屋を掲載しています。
その一覧の中に家具や調度品が載っている写真が出てくるとやはり目立つため、実際にモデルルーム化しているお部屋としていないお部屋では問い合わせ数で3倍以上の差がある場合があります。
モデルルーム化に必要なもの
・家具
家具はできれば小さなものが好ましいです。小さな家具は部屋が相対的に広く見える視覚効果があるためです。
また、大きい家具は床や壁などを隠してしまうためトラブルの元になりやすいため注意が必要です。
テーブルや棚などの上には食器や小物を置くことで、より素敵な空間を演出できます。
・照明
お部屋を明るく見せるためにシーリングライトを使う場合や、雰囲気を出すために間接照明を使う場合などがあり、物件により選ぶべき照明がかわります。
電球型照明は昼白色(白色)より電球色(暖色)のものが人気です。
・造花やフェイクグリーンなど
造花やフェイクグリーンを置くことでお部屋に彩りを添えることができます。
造花やフェイクグリーンであればお世話の手間もかからず、枯れる心配もありません。
内覧に合わせて生花の一輪挿しを用意されるケースもあります。
・ソープディスペンサーやシャンプーボトル
多種多様なデザインのボトルが低価格で購入できるため、水回りを低コストで素敵な空間にできます。
・キャットタワーやケージ
ペット可の物件の場合は、猫ちゃん用のキャットタワーやワンちゃん用のケージなどを置くことで、より実際に近い生活をイメージできます。
特にキャットタワーやケージは場所を取るため、実際にどれくらいの広さになるのかを事前に把握できることは入居者の安心感につながります。
低コストでモデルルーム化する方法
モデルルームだからと言って高級品でそろえる必要はありません。
家具に関してはニトリやイケアなど低価格でそろえることもできます。
ただ、価格だけを見て選んでしまうとチグハグなお部屋になってしまうため、統一感が出るように購入することが大切です。
また、購入ではなく家具レンタルサービスなどを活用する方法もあります。
小物や食器などは無印良品や100円ショップで買うことでコストを抑えることができます。
それから、退去時の残置物などはガラクタがほとんどですが、中にはモデルルームに活用できる家具などもあるかと思います。
所有権放棄後の残置物を活用することで、より低コストでモデルルーム化することも可能です。
まとめ
賃貸物件をモデルルーム化することで空室期間を短くすることができます。
またコストをかけなくても工夫をすることで低コストでモデルルーム化することができます。
福岡県の不動産管理に関するご相談は、モデルルーム化なども手がけている弊社ワイズパートナーにお気軽にご連絡ください。