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【2022年福岡】箱崎宮の放生会について
現在行われている真っ最中の箱崎宮の放生会(ほうじょうや)についてご紹介します。2022年は9月12日~18日にかけて開催されます。
2020年と2021年はコロナウイルスの影響で神事のみの開催だったのですが、今年(2022年)は3年ぶりの一般開催となっています。
今回の記事では放生会のお役立ち情報などもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
放生会とは
古くは1000年以上前から行われている神事です。
放生会はどんたく、山笠とならび三大祭りに数えられています。
本来の読み方は漢字そのままの「ほうじょうえ」なのですが、福岡県では「ほうじょうや」と読まれています。
福岡で読み方が違うのは、「夜までお祭りが行われていることから放生会を放生夜と言い換えた」などの由来があるそうです。
生き物を自然に返す神事なので、箱崎宮の放生会でも最終日に稚魚の放流があります。
放生会はどこで開催されるの
弊社ピタットハウス吉塚店よりほど近い、箱崎宮で行われます。
開催期間中は箱崎宮の境内だけでなく参道にも露店が立ち並び、とても賑やかです。
箱崎宮はどんな神社?
福岡市東区にある歴史ある神社です。
元寇の際に、勝利を願い「敵国降伏」を掲げたそうです。その影響から今でも、スポーツチームが勝利の祈願に訪れており、野球のソフトバンクホークスやサッカーのアビスパ、バスケットボールのライジングゼファー、ラグビーのレッドスパークスなどの絵馬が奉納されています。
境内にある湧出石は触れると運が湧き出るパワースポットと言われていて、国の一大事の際には地上に姿を現すという言い伝えがあります。
また境内にはハトも多く、ハトのおみくじがあったりハト餌の自販機が置いてあります。(ちなみに2022年現在、ハト餌は100円です)
放生会の見どころ
開催期間のうちの二晩に福岡市無形文化財の御神幸が行われます。
最終日には放生会の中心的な神事である稚魚の放流が行われます。
また、期間中は箱崎宮のおはじきやチャンポン(ビードロ)が展示されていたり、千利休の灯篭も一般公開されています。
神事や展示だけでなく、参道には露店が立ち並び、とても賑やかです。
放生会名物の「葉っぱ付き新しょうが」の露店も多く出ています。
境内にはステージが開設され、歌やダンスなどが披露されます。