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家具や床についたペンのインクの消し方
気づいたら机などにインクがついていたという経験はだれしもしたことがあるものです。
勉強や仕事あるいは子どもがお絵描きをしていて、ついつい紙面からはみ出してしまったり、はたまたペン先が出ていることに気づかずインクがついてしまったり。
それがお気に入りの家具であればとてもショックを受けることと思います。
今回はそんなときに使える、家具や床などについたペンのインクの消し方をご紹介します。
まずはインクの種類を調べましょう
水性インクか油性インクかによって落とし方が異なるため、まず最初にインクの種類を調べましょう。
ボールペンやマジックのインクの種類については、ペンの印刷をみれば分かります。
水性インクの場合
水性インクの場合は、多くの場合は水ぶきで落とすことができます。
それでも落ちにくい場合は、台所用の中性洗剤をまぜて水ぶきしてみましょう。
またインクがしみ込まない材質の家具の場合は消しゴムで消すこともできます。
油性インクの場合
油性インクは水ぶきで落とすことが大変難しいインクです。
そのため、水のかわりに油分やアルコールなどを使い、インクを浮かせてから取り除きます。
例えば、バターやマーガリンなどをしみ込ませた布でこするとインクが浮いてよく落ちます。
あるいは消毒用のアルコールをふきかけてからこすっても良いでしょう。
インクを浮かせる方法以外にはメラニンスポンジを使う方法もあります。
しかし、メラニンスポンジを使う方法は家具の表面も削れてしまう場合があるため、材質や磨き時間などに注意が必要です。
できるだけしないほうがいいこと
インクを落とす際に「除光液を使うといい」と書かれている情報が多くあります。
たしかに、除光液はインクを落とすのに向いているので間違いではないのですが、反面に除光液は使った箇所の変質を起こしやすい性質があります。
できるだけ他の方法を先に試して、どうしてもダメだった場合に最後の手段として除光液を使うことをおすすめします。
まとめ
ボールペンやマジックのインクの種類によって適切な方法は変わります。
インクの種類にあった適切な方法で対応しましょう。