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黄砂からあなたを守るお部屋探し
毎年春になると黄砂のニュースが流れてきます。
洗濯物が汚れたり、車が汚れて困った経験をされた方もいらっしゃると思います。
さらにものが汚れたりするだけでなく、近年ではアレルギーの原因になることもわかっています。
今回の記事では、福岡県は黄砂が多いのかという点から、お部屋探しで気を付けることまでご紹介します。
黄砂とは
ご存じの方も多いと思いますが、黄砂は毎年春先に飛んでくる砂(または砂が飛んでくる現象)のことです。
タクラマカン砂漠やゴビ砂漠、黄土高原の砂が偏西風に乗り日本まで運ばれてきます。
日本に届く砂は微細なものが多く、黄砂の粒子の大きさは4マイクロメートル以下といわれています。
花粉の大きさが20~30マイクロメートル、PM2.5の大きさが2.5マイクロメートル以下のため、黄砂はPM2.5に近い大きさといえます。
また黄砂の中にはPM2.5サイズの粒子も多く含まれており、黄砂が襲来したタイミングで、大気中のPM2.5の濃度も上昇します。
黄砂のデメリット
まず目に見えてわかりやすい黄砂のデメリットは、洗濯物や車、部屋などが汚れることです。
汚れるだけでなく文字通り砂なので、黄砂を取るためにゴシゴシこすると車や部屋にひっかき傷がつくこともあります。
また近年、科学の発達によりアレルギーや呼吸器への影響があることも分かってきました。
福岡は黄砂が多いのか
結論から言いますと、福岡県は黄砂が多いです。
黄砂はユーラシア大陸から風に乗って飛んでくるため、ユーラシア大陸から離れている西日本の太平洋側や東日本と比較すると福岡県の飛散量は多くなるためです。
黄砂からあなたを守るお部屋探し
浴室乾燥機やランドリールームがついているお部屋は洗濯物を外干ししなくてもよくなるため、せっかく洗った洗濯物が黄砂で汚れることもありません。
またベランダとの行き来が不要になることで、扉の開け閉めで入ってくる黄砂を減らすことができます。
24時間換気システムがついているお部屋もおすすめです。
24時間換気がついていれば窓開け換気を減らすことができますので、窓から部屋に入ってくる黄砂を減らすことができます。
ただし24時間換気も外気を取り入れていますので、そのままでは黄砂が入ってきます。
24時間換気によって入ってくる黄砂を減らす方法についてはグッズの項目でご紹介します。
専有部だけでなく共用部も
また、お部屋の中だけでなく共用部も大切です。
内廊下や内階段があれば玄関が直接外気と接することがないため、黄砂の影響を抑えることができます。
内廊下、内階段はホテルの廊下や階段をイメージすると分かりやすいです。
車に乗る人は屋内運動場、自転車に乗る人は屋内駐輪場にすると、車体につく黄砂の汚れを少なくできます。
黄砂対策になるグッズ
お部屋探しの項目で「浴室乾燥機やランドリールームがあるお部屋がおすすめです」と書いたのですが、必ずしも住みたいお部屋に浴室乾燥機やランドリールームがついているわけではありません。
そのような場合は、ドラム式洗濯機の乾燥機能を使ったり、除湿器を使って室内干しをすることで黄砂の対策ができます。
つづいて、24時間換気システムによって入ってくる黄砂を減らす方法としては、市販のフィルターがあります。
吸気口に貼り付けることで黄砂をキャッチしてくれます。
注意点としてフィルターはPM2.5対応のものを使いましょう。黄砂の大きさはPM2.5と同じくらいなので、花粉用では捕集できず素通りしてしまいます。
洗濯物や車・自転車を黄砂から守るカバーも市販されています。
黄砂による直接の汚れが気になる場合は使ってみてください。
黄砂予報
黄砂の季節であっても、毎日黄砂が届いている訳ではありません。
黄砂が気になる方は黄砂の予報を見れるようにしたり、通知が来るようにしておくと安心です。
代表的な黄砂予報をご紹介します。
気象庁 黄砂情報
https://www.data.jma.go.jp/env/kosa/fcst/
九州大学 SPRINTARS
https://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj_NK.html
福岡市 PM2.5・黄砂・花粉飛散の予測
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/k-hozen/life/kankyohozen/DSSPM25forecast.html
「福岡市 PM2.5・黄砂・花粉飛散の予測」サイトをスクロールすると下のほうに、メール通知やLINE通知の登録方法がのっています。
福岡市の予報ではありますが、黄砂の影響範囲は広いため福岡県内の方であれば代用できると思います。
まとめ
お部屋探しやグッズによる黄砂対策をご紹介しました。
ワイズパートナーでは各種ポータルサイト掲載のお部屋もご紹介可能です。
お部屋探しをしたいだけど黄砂が気になる方ははお気軽にご相談ください。