街
福岡県に残る出光興産創業者「出光佐三」ゆかりの場所
赤間にある弊社管理物件のすぐそばに出光興産創業者「出光佐三」の生家があります。
戦前より、精神的にも物理的にも日本のエネルギーを支えた出光佐三氏。
今回の記事では、生家をはじめとした出光佐三ゆかりの地をご紹介いたします。
出光佐三の生家&出光佐三展示室
出光佐三は1885年福岡県宗像郡赤間村、現在の宗像市赤間に生まれます。赤間にある出光佐三の生家は、国の登録文化財に指定されています。
2016年には生家から歩いてすぐの場所に展示室もオープンしました。普段入れない生家にかわり、展示室では資料が展示されています。
また毎年2月の第4土曜・日曜に行われる赤間宿まつりの際には生家も一般開放されるそうです。
道路をはさんで向かい側には、軍人の出光万兵衛の生家もあります。
出光美術館(門司)&出光創業資料室
出典:出光美術館 門司(http://s-idemitsu-mm.or.jp/)
出光佐三は神戸高等商業学校、現在の神戸大学を卒業後、酒井商店に入店します。
その後、日田重太郎の支援を受け、25歳の頃に福岡県門司市(現在の北九州市門司区)にて出光商会を創業します。
出光佐三が出光商会を創業した地である北九州市門司には、出光美術館があります。
美術館には「出光創業資料室」が併設されており、出光創業資料室では出光佐三の生涯の軌跡が紹介されています。
また門司だけでなく、東京の丸の内にも出光美術館があります。
甲宗八幡宮
出光佐三が結婚式を挙げた場所が文字にある甲宗八幡宮です。
また、甲宗八幡宮は出光商会の創業地の鎮守神でもあります。
境内には出光佐三が寄贈した大鳥居や記念碑があり、その大鳥居には出光佐三直筆の社号額が掲げられています。
出典:甲宗八幡宮(http://www.kosohachimangu.jp/about/sazo-idemitsu.html)
福岡教育大学
出典:福岡教育大学(https://www.fukuoka-edu.ac.jp/access/campusmap.html)
1966年に福岡教育大学を宗像市に誘致したのも出光佐三です。
もともとは刑務所を移設する計画だったのですが、出光佐三が土地を工面したり嘆願をして刑務所のかわりに「福岡学芸大学(当時)」を誘致したそうです。
出典:宗像青年会議所(https://www.ryosokai.net/business/1708picturebook.pdf)
宗像大社
出典:宗像大社(https://munakata-taisha.or.jp/)
信心深い出光佐三は宗像神社復興期成会という組織を作り、宗像大社の復興にも尽力しました。
出光興産の本社や千葉製油所にも宗像神社がまつられています。
また、宗像神社史をまとめるために沖ノ島の調査を行ったことが後の世界遺産登録につながっています。
出典:出光(https://www.idemitsu.com/jp/enjoy/history/idemitsu/founder/movie/mov1.html)
法然寺
赤間6丁目にある法然寺の山門は出光佐三の寄進により建てられており、山門前にはそのことを示す石碑が置かれています。
出光佐三のお墓
宗像市石丸2丁目に出光佐三の墓所があります。
また出光佐三のお墓は神奈川県にもあるようです。